桃色の血を吐く4夜

オーパーツ見ました。言いたい。ちょっと一旦落ち着こうぜ…わたし。もし2/27に戻れるとしたら、救心を服用して見ることを自分に薦めたい。それくらい沸いている。わたしの脳内では柿沢くんが銀河一のいけめんと化すくらい沸いている!!!正直なところ、2話の途中ぐらいからストーリーを見失い完全に迷子になったので、柿沢くんロックオンで着いてったら度々訪れる沸点に体がついてかなくなったよね。わたし桃色の血を吐きながら見てたんじゃないかな。
「初主演という冠を頂くことは今の自分にとっては挑戦だ」とまるちゃんはおっしゃってましたが、ふたを開ければストーリーが一番挑戦的だったというね。ぶっ飛んでましたね。話もまるちゃんも。こんなに爆笑したドラマははじめてかもしれない。最終話がいちばん笑ったー。靴の匂い嗅がせてと言ったおっさんと結婚してるのに処女であることを告白した明日香、あと15分で終わるという大事な見せ場にとんだ伏線をねじ込んできたところとか最高でした。柿沢くんの言葉を借りると、オーパーツっていったいなんなんだよ!!に着地せざるおえない。はあ4日間めちゃめちゃ楽しかった!!!


でも何が嬉しかったって、まるちゃんの初主演ドラマを楽しんで見る余裕がわたしにも出来たことだったりするのです。楽しむ視点を若干方向転換せざるをえなかったのもあるけど、始まる前は肩に力入れすぎて手先から温度がなくなってたのに1話終わると妙に頬が高揚していたという。だってまるちゃんがいけめんだったから!!!!オーパーツ堕ちのまる担とか出てくるんだろうね…わたしもまた堕ちたし。。


まるちゃんの最新のお芝居をリアルタイムで受け取れることは貴重な体験だったなあ。時系列に沿ったものではなくシーンごとの撮影方法はきちんと心を沿わせて演じるタイプの人にとっては、苦労する点も多いだろうなと要らぬ心配をしてるんですけど、それでいうとまるちゃんはそういうタイプの方なのかなと。展開に応じて徐々に掴み、乗せていくことを得意とする演者さんなのかと。だからなのかはわかりませんがまるちゃん演じた柿沢くんの心情の変化が唐突すぎる点はあったなーとおもいました。正義感が芽生えた心情をもっと丁寧に描いてほしかったなという印象です。そしてまるちゃんはやっぱり丁寧にお芝居する人だなとおもいました好きです大好きです。わからないことは必ずかみ砕いてわかるところまで練る。力で強引にねじふせたりしない、中の人の優しくて丁寧な生き方がお芝居に滲み出てて胸があつくなる。これからもっと色んな姿を見せてくれるんだろうなぁ。初主演ドラマお疲れさまでした。最高に楽しい四夜でした。今この時に居合わせることのできた幸せを噛み締めるよ。